【源泉】荒井河原比良の湯、寺湯
信玄の湯、お猿の湯。
信玄の湯、お猿の湯。
概要
鎌倉風呂で使用している源泉は、金具屋所有のものではなく、共同源泉の2か所からのお湯(荒井河原比良の湯と温泉寺寺湯)を混合したものです
場所
荒井河原比良の湯はスノーモンキーで有名な地獄谷の川沿いにある巨大な源泉群です。渋温泉のメインの源泉といってよく、川に沿って2kmほどをパイプを使って流れてきます。深さ5m、全長200mほどの洞窟の岩盤21か所からお湯が湧いています。
寺湯は渋温泉にある横湯山温泉寺の本堂の裏側にある源泉です。温泉寺は戦国時代に武田信玄が再興したお寺で、屋根の家紋は武田菱。川中島の合戦後、信玄公が温泉寺で書いた書状の写しが残っています。
泉温/湯量
共同源泉は利用量の契約があります。鎌倉風呂使用時点で、泉温は約57℃、湯量は約毎分20リットル。泉源が浅い為、気温や天候によって変動します。
使用場所
・鎌倉風呂
ふたつのお湯を混合することで、白い湯花が発生する珍しいお湯です。
泉質
源泉名:鎌倉風呂(荒井河原比良の湯と寺の湯の混合泉)
泉質:ナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 弱酸性 高温泉)
泉温 :56.4℃
湧出量:17.4L/分
知覚的試験:ほとんど無色透明、微苦味・微鉄味を有す
水素イオン濃度:pH4.9
成分総計:1.166g/kg
源泉名は鎌倉風呂と登録されていますが、地獄谷の手前にある荒井河原比良の湯と温泉寺の本堂の裏にある寺湯の混合泉です。成分総量は1.166g/kgと金具屋で使用している湯の中では一番低い数値ですが、陽イオン成分ではナトリウムイオン(55%)、カルシウムイオン(34%)の次にマグネシウムイオンが多く(5.4%)、アルミニウムイオンも1.8%という特徴があります。陰イオン成分では硫酸イオンが最も多く(53%)、塩化物イオンの47%を上回るので、こちらの湯だけ―硫酸塩・塩化物温泉―と順序が変わります。水素イオン濃度はpH4.65で金具屋で使用する湯では唯一の弱酸性のお湯です。


