斎月の湯

舟型の木製の浴槽に、タイルを一枚一枚組み合わせて描かれた富士山と松を壁面に、まるで浮世絵の中にはいったような空間のお風呂です。金具屋で一番大きな貸切風呂です。
昭和30年代の建設当時は全面タイル張りの舟型の入船風呂、平成4年には全面板張りの和予の湯、2018年にタイルアートの「斎月の湯」と変遷しています。板張りからタイルに戻した理由は、現在タイル職人（構成、左官、施工、すべて）が急激に減少しており、未来にひとつでもタイルの風呂を残すには最後のタイミングだと考え行いました。
タイルアートは全て手作業。3か月あまりをかけて完成したお風呂です

お湯は露天風呂と同じ、透明で硫黄分の含まれたお湯。お湯の量はご自身で調整可能です。

・こちらのお風呂は貸切風呂です。空いていましたら中から鍵をかけてご利用ください。
・貸切風呂での撮影は可能ですが、長時間占有することがないようお願いします。
・湯量の調整が可能です。出る際はお湯は止めずに少し出した状態にしておいてください

・湯口からは高温の源泉が出ています。直接触らないようお願いします
・お風呂の栓は抜かないでください
・湯が熱すぎる場合は水を加えて調整をしてください。上がるときは忘れずに水を止めるようお願いします。
・皆さんが共同で使用します。脱衣室を濡らしたりせぬようタオルでよく拭いてから出てください