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【源泉】金具屋第一、第二ボーリング

沸騰しながら沸く湯

沸騰しながら沸く湯

概要

場所
金具屋第一ボーリング、第二ボーリングは渋温泉の川沿い、現在金具屋の駐車場になっている土地にあります。このふたつは20mほどの距離にあり、掘削深度も70mほどで、泉質はほぼ同じものとなります。ふたつの源泉の湯を合わせて、橋と道路下のパイプで金具屋まで流れていきます。

泉温/湯量
湧出温度は約98℃。これは標高約700mの渋温泉において沸点に相当します。内部で沸騰をしており、発生する水蒸気の力で地上へ噴出しています。沸騰するお湯が1分間に合計100~120リットルで続けるという、エネルギーとしたら膨大なものとなります。
この熱を利用して、冬場は客室や宴会場の暖房の熱に使用しています。

使用場所
金具屋は昭和27年にこの二つの源泉を手に入れ、館内に露天風呂、貸切風呂をつくり(昭和27年~33年頃)現在の風呂の数になりました。第一、第二ボーリングのお湯は、
・露天風呂
・貸切風呂:美妙、恵和、子安、斉月の湯、岩窟の湯の一部
・館内の蛇口から出るお湯のほとんど(浴室内の蛇口を含む)
に使用されています

泉質詳細

源泉名:金具屋第一ボーリング
泉質:含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉
(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
泉温 :97℃
湧出量:51.9L/分
知覚的試験:ほとんど無色透明、硫黄味・微塩味・微苦味、微硫化硫黄臭を有す
水素イオン濃度:pH8.1
成分総計:1.717g/kg

源泉名:金具屋第二ボーリング
泉質:含硫黄―ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉
(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
泉温:95℃
湧出量:44.4L/分
知覚的試験:ほとんど無色透明、硫黄味・微塩味・微苦味、微硫化硫黄臭を有す
水素イオン濃度:pH8.1
成分総計:1.632g/kg

金具屋第一、第二ボーリングの泉質は含有する陽イオン成分のうちおよそ70%がナトリウムイオン、25%がカルシウムイオン、4%がカリウムイオン。陰イオン成分では62%が塩化物イオンという、典型的な弱アルカリ性のナトリウム・カルシウムー塩化物温泉です。また硫化水素イオン、チオ硫酸イオンの合計が4~5mg/kgと多く、含硫黄泉に該当します。金具屋で含硫黄泉はこの第一、第二ボーリングのお湯のみです。