【源泉】金具屋別荘
江戸時代から湧く湯
江戸時代から湧く湯
概要
場所
金具屋別荘は、金具屋の浪漫風呂のすぐ脇から湧出しています。金具屋で一番古い源泉で、江戸時代に土砂崩れからの復興の際にこの温泉が敷地から出てきたことが温泉宿をはじめるきっかけになりました。したがってボーリングではなく、手堀りで深さ3m~5mほどの穴となっており、その岩盤から染み出して来ています。戦前は「泥の湯」と呼ばれていました。
泉温/湯量
湧出温度は50~60℃、湯量は毎分10~20リットル(泉源が浅い為、気温や天候によってかなり変動します)。わずか地下3mほどで60度近くの湯が出ているということは、大きな熱源がすぐ地下にあるということを示します。
使用場所
・浪漫風呂
こちらの源泉は浪漫風呂にのみ使用しており、他で入ることはできません。
泉質
源泉名:金具屋別荘
泉質:ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉
(低張性 中性 高温泉)
泉温 :49.9℃
湧出量:10.3L/分
知覚的試験:ほとんど無色透明、微鉄味・微塩味・微苦味を有す
水素イオン濃度:pH6.5
成分総計:1.288g/kg
金具屋別荘の泉質は、成分総量は1.288g/kgと第一、二に比べて少ないのですが匂いも含めて個性的な特徴があります。含有する陽イオン成分のうち63%がナトリウムイオン、30%がカルシウムイオン、3.7%がカリウムイオン、0.6%が鉄(2)イオンとなります。金具屋所有の源泉で鉄(2)イオンが含まれるのはこの源泉だけです。一方陰イオン成分では、53%が塩化物イオン、45%が硫酸イオンと競り合っており、水素イオン濃度はpH6.5と当館唯一の中性の湯です。鉄(2)イオンの量は2.6mg/kgと鉄泉には遠く及びませんが、かなり鉄のにおいがします。マグネシウムイオンは第一、二の約20倍、アルミニウムイオンが10倍と、性質が大きく異なります。

